大阪のおすすめ就労移行支援事業所
※安定性重視のため特別なカリキュラムなどが用意されていない
総合評価 | |
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おすすめポイント | 10年以上の実績から裏打ちされた安定感のある、スタンダードな支援が強み |
大阪事業所 | 梅田・心斎橋・天王寺・枚方・堺東・高槻 |
※大手であるが故かネット上に悪い口コミが点在している
総合評価 | |
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おすすめポイント | ヘルスケアや自立訓練など長く働くための生活訓練に力を入れている |
大阪事業所 | 梅田・天王寺・新大阪・淡路 |
※身体障害者向けの設備などが整っていない為車椅子の方の利用が難しい
総合評価 | |
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おすすめポイント | 未経験からプロを目指せる専門性や交通費の全額支給・昼食提供などの取り組みが豊富 |
大阪事業所 | 梅田・JR大阪・堺筋本町・本町 |
この記事では大阪に数多くある就労継続支援a型事業所の中で筆者がおすすめする事業所をご紹介していきたいと思います。
そもそも就労継続支援a型とは一体なにをする施設なのか?サービス内容などを、あまり詳しく知らない方も多くいらっしゃると思います。
そんな方に向けて、就労継続支援a型とは一体、どんな場所なのか?等も合わせてご紹介していきたいと思いますので、是非ご覧ください。
目次
大阪にある就労継続支援a型おすすめ事業所
それでは早速、大阪にあるおすすめの就労継続支援a型事業所をご紹介していきたいと思います。
おすすめのポイントやアクセス方法・作業内容も合わせてご紹介していきます。
事業所紹介の最後に事業所のホームページリンクを貼っておきますので、気になる事業所があれば是非見に行ってみて下さい。
また、就労継続支援b型で大阪のおすすめ事業所を探している方は下記の記事をご活用ください
みらいワーク
おすすめポイント。
大阪梅田駅の隣の扇町にある立地の良い事業所
作業内容も様々で自分の得意な事・やりたいことを見つけることが出来る
みらいワークは内職作業からPCを使用したデータ入力・インターネット販売、そして施設外就労としてビルの清掃業など
幅広い内容で作業をすることが出来ます。
みらいワークが選ばれる理由として、アクセス面が良く事業所から最寄りの駅まで徒歩3分となっております。
交通費に関しましても上限2万円を負担してくれるので金洗面でのサポートもございます。
作業ばかりでは無く、イベント事を大切にしており舞いつく20日にお茶会を開いていたり、手作りでアロマクリームを作ったりとリフレッシュできる環境も設けられています。
事業所の場所 | 〒530-0041 大阪市北区天神橋3丁目10-17-601
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対象としている障害 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病 |
作業内容 |
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TEL | 06-6357-6315 |
就労継続支援A型 ネオワークス
おすすめポイント。
大阪に3事業所構える人気の事業所
事業所によって作業内容違って、作業が豊富にある
ネオワークスは大阪に3事業所構える人気の就労継続支援a型事業所です。
3事業所それぞれ特徴が違っていて作業内容なども若干変わってきます。
しかし、それぞれの事業所の目的は同じで、自分らしさを活かして元気よく笑顔大切にしている事は変わりません。
アクセス 【ネオワークス新大阪】 |
〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-11-25 第10新大阪ビル 501号室
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【ネオワークス豊中】 | 〒560-0023 豊中市岡上の町4-4-1 タナカ産業第一ビル 3階
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【ネオワークス長堀橋】 | 〒542-0082 大阪市中央区島之内1-13-3 おおきに東心斎橋ビル3F 302号室
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対象としている障害 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病 |
作業内容 | 【ネオワークス新大阪】内職・マンション共有部分の清掃 【ネオワークス豊中】内職(工具の使用あり)マンション共有部分・公園の清掃 【ネオワークス長堀橋】テレアポ・軽作業 |
【ネオワークス新大阪】06-6886-8061 【ネオワークス豊中】06-6848-9691 【ネオワークス長堀橋】06-4256-0661 |
就労継続支援A型 グローアップ
おすすめポイント。
スキルアップ支援・一般労働支援に力を入れている
ESG / SDGsを取り組んでいる
グローアップでは仕事をしながら、就職をするためのスキルアップの支援に力を入れています。
スタッフも障害に対する知識、福祉の知識・理解が深いスタッフばかりが在籍しております。
そのため、障害に関する質問であったり、就職に対する質問などのアドバイスをくれるので、安心して利用する事ができます。
事業所の場所 | 〒542-0081 大阪市中央区南船場2-3-6 第一住建長堀駅前ビル404号室
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対象としている障害 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病 |
作業内容 |
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TEL | 06-7777-2770 |
ITやWeb関係に特化した就労継続支援a型事業所
次にご紹介していく事業所は、軽作業やPCでのデータ入力などとは少し変わった専門的なスキルを使用したITやWebデザインなどに特化した事業所をご紹介していきたいと思います。
このようなIT・Web関係のスキルは身に着けるのも簡単な事では無いので、学びながら知識を身に着け仕事にすることが出来れば、ある程度は自分の好きなような働き方ができる業界です。
そんなスキルを身に着け、仕事としてできるのも就労継続支援a型の強みとなっております。
これから大阪にある就労継続支援a型事業所で、IT・Webに特化したおすすめの事業所をいくつかご紹介していきたいと思います。
先ほどのおすすめ事業所と同様におすすめポイント・アクセス面なども一緒にご紹介していきたいと思います。
リベラルワークス
おすすめポイント。
軽作業からデザインまで仕事にできる
就労継続支援a型b型の両方を兼ね備えた事業所
リベラルワークスでは就労継続支援a型b型の両方があり、働く面で専門の知識を持ったスタッフがサポートしてくれます。
軽作業・ネット販売・デザインなど、簡単な作業から専門的な知識であるデザイン関係の仕事をすることができるのです。
一般就労と同様に障害を抱えた方も仕事となれば職人と言う認識で、働くという事を大事にしています。
事業所の場所 | 〒573-0094 大阪府枚方市南中振一丁目1番28号 リベラルワークス
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対象としている障害 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病 |
作業内容 |
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TEL | 072-392-1782 |
ベストライフ
おすすめポイント。
スキルの高い専門分野を仕事にできる
難波に3事業所も構えている
ベストライフではWeb関係に特化している事業所で、専門分野に特化したスタッフが在籍しております。
もちろん、Web関係だけではなく会計のデータ入力であったり、ビジネスホテルの客室清掃なども作業内容としてある為
Web関係の仕事を必ずしなければならないという訳ではありません。
一人一人の個性を大切にしている事業所なのでご自身の得意分野を見つけることが出来ます。
事業所の場所 【ベストライフなんば1号店】 |
〒556-0005 大阪市浪速区日本橋4-5-21 501
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【ベストライフなんば2号店】 | 〒556-0005 大阪市浪速区日本橋4-7-10 2F
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【ベストライフなんば3号店】 | 〒556-0011 大阪市浪速区難波中2-6-13 6F
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対象としている障害 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病 |
作業内容 |
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TEL | 【ベストライフなんば1号店】06-6606-9650 【ベストライフなんば2号店】06-6616-9213 【ベストライフなんば3号店】06-6760-4765 |
TECTEC CREATIVE 天王寺
おすすめポイント。
幅広い専門分野を仕事にできる
動画編集やVRなどプロの講師陣から学べる
TECTEC CREATIVE 天王寺は就労継続支援a型の他にも就労継続支援b型・自立訓練の事業所を行っている事業所です。
一人一人のスキルに合わせて専門のスタッフよりサポートしてもらう事ができます。
TECTEC CREATIVEで得た知識を活かして将来的にフリーランスや一般企業への就労も目指すこともできます。
事業所の場所 | 〒543-0052
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対象としている障害 | 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病 |
作業内容 |
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TEL | 06-6777-1440 |
就労継続支援とは?
就労継続支援とは、援助付き雇用のひとつであり、一般就労が難しい方や就労移行支援を利用したが就職できなかった方が利用する福祉サービスです。
障害や病気がある方が一般企業に就労することを目指して、一般就労にとても近い環境で仕事を行うことができます。
就労継続支援事業所は作業などをする働く場でもあるため、行った仕事に対して賃金が発生します。
そして就労継続支援にはa型とb型の2種類があり、名前は似ていますが多少の違いがあります。
このa型とb型の違いも後ほどご紹介していきたいと思います。
就労継続支援事業所の利用料金は?
利用料は前年度の世帯収入によって料金が発生する場合があります。
しかし、実際に利用されている方の約9割の方が自己負担額0円でご利用されています。
就労移行支援サービスの利用料金については以下の通りです。
区分 | 世帯の収入状況 | 月額負担上限 |
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生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯(注1) | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,2003円 |
※注1:3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象。
※注2:収入が概ね600万円以下の世帯が対象。
※注3:20歳未満の入所施設利用の、市町村民税課税世帯においては一般2。
就労継続支援を利用するまでの流れ
就労継続支援を利用するには受給者証を発行する必要があります。
この受給者証は自治体によって発行されるものなので、自宅近くの役所へ行き受給者証発行の申請を行わなければなりません。
簡単ではありますが、これから利用するまでの簡単な流れをご紹介していきたいと思います。
まずは、自分が行きたい就労継続支援事業所を探しましょう。
探し方は人それぞれですが、1番多いのはインターネットで検索すれば人気の事業所であったり
自分に合った作業内容がある事業所を見つけることが出来ます。
後は通院している主治医からの紹介や家族からの紹介などもありますので、最初は事業所を見つけるところからスタートしましょう。
自分の行きたい事業所が見つかれば、直接問い合わせをして見学をしたい旨を事業所スタッフに伝えましょう。
実際に事業所へ行き見学をすることはとても大事な事です。
実際に行くことでホームページなどでは得られない情報もたくさんありますので、必ず見学をするようにしましょう。
役所の障害福祉窓口でサービスを受けたいことを伝え、書類の記入や職員によるヒアリングなどがあり
受給者証発行までに1カ月から2カ月ほどの期間があるため、事業所へ行く準備や体調を整えておきましょう。
受給者証が発行されれば、いよいよ本格的に就労継続支援のサービスを利用する事ができます。
このように受給者証の発行を申請すればすぐに受給者証が手に入るという訳ではありません。
この人が本当に就労継続支援のサービスを利用するべきかどうかの審査がありますので、早くても1月弱は受給者証の発行に時間がかかりますので、頭に入れておきましょう。
就労継続支援a型とb型の違いは?
就労継続支援a型とb型の違いで、一番の違いは雇用契約があるか、ないかの違いになります。
・就労継続支援A型
一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が可能である者に対して、雇用契約の締結等による就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。
・就労継続支援B型
一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が困難である者に対して、就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。
a型とb型の違いを表した、簡単な表をご覧ください。
A型事業所 | B型事業所 | 補足 | |
雇用契約 | あり | なし | どちらも支援を受けながら利用します |
利用期間 | なし | なし | 将来的に一般企業への就労を目指します |
契約に基づく就労 | あり | なし | 就労経験を積んでスキルアップを目指します |
支払 | 最低賃金以上 | 工賃(報酬ではない) | A型平均月8万円前後、B型平均月2万円前後 |
年齢制限 | 18歳から65歳 | なし | 要件を満たせば65歳以上でも利用可能 |
このように、事業所にて作業を行い、給与や工賃をもらい働きながら一般就労を目指すことに関してはa型もb型も同じ目的となります。
就労継続支援a型とb型の収入の違いは?
先ほどの表をご覧になってもわかるように、a型とb型は作業をした分の賃金が変わってきます。
【令和4年度 平均賃金】
就労継続支援a型→時間額 947円 月額83.551円
就労継続支援b型→時間額 243円 月額17.031円
この上記を見てもらえればわかるように、a型に比べてb型はとても少ない賃金となっています。
a型は最低賃金を保証されていますが、何故、そこまで金額が違いのでしょうか?
それは、雇用契約を結ぶか結ばないかによって大きく変わってくるのです。
a型は雇用契約を結ぶため、作業の日数であったり時間であったりが決められて作業をすることになります。
しかしb型の場合は日数や時間などは決められておらず、ご自身の体調に合わせて作業をすることが出来るのです。
なのでb型を利用する方は週に1回から利用する事が出来るのです。
就労継続支援の対象者は?
就労継続支援a型b型共に、誰でも利用する事ができると言う訳ではありません。
それぞれに定められた対象となる条件を満たさなければ利用する事が出来ないのです。
それぞれの条件は以下の通りになります。
【就労継続支援a型】
1.雇用契約の内容にもとづいて継続的に働くことができる方
2.障がいのある方(精神障がい・知的障がい・発達障がい・身体障がい)
3.難病のある方(障害者総合支援法の対象疾病)
【就労継続支援b型】
1.就労経験があり年齢や体力の面で一般企業の雇用が難しい方
2.50歳に達している方、または障害基礎年金一級受給者
3.1及び2に該当せず、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面にかかわる課題等の把握が行われている方
よくある質問で『障害者手帳は必要ですか?』とありますが、
a型b型いずれも、障がい者手帳がなくても、医師の診断または自治体の判断で利用することができます。
就労移行支援と就労継続支援の違いは?
就労移行支援とは、障がいのある方が一般就労するために必要なスキルや知識を習得したり、就職を目指す上でサポートをしてもらったりする福祉サービスのことです。
就労継続支援と異なり、就労移行支援事業所で行う作業は就労するためのトレーニングであるため、賃金は発生しません。
就労移行支援っと就労継続支援の違いも表にしましたのでご覧ください。
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就労移行支援 |
就労継続支援(A型・B型) |
利用の目的 |
就労や社会参加に向けて準備を行う就労支援施設 |
一般就労が難く |
賃金(工賃) |
原則:工賃(給料)の支給なし |
A型:最低賃金以上の給料支給あり |
利用条件 |
・65歳未満 ・一般企業などへの就労を希望する方 ・障がいのある方 |
・65歳未満 ・雇用契約の内容にもとづいて継続的に働くことができる方 ・障がいのある方
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利用期間の制限 |
2年間 |
制限なし |
就労移行支援と就労継続支援の名前は似ていますが、やはり内容が違いますね。
就労移行支援は就職する為に学習であったり、働ける体調づくりをメインとしています。
利用期間も原則2年間と定められていたり、賃金の発生はありません。
一方で就労継続支援は作業をしながら一般就労を目指すことになりますので作業がメインとなります。
利用期間は定められておらず、作業をすることで賃金が発生してきます。
この様な点に関しましては就労移行支援と就労継続支援の大きな違いと言えるでしょう。
まとめ
これまで就労継続支援a型について、大阪にあるおすすめの事業所の紹介であったり
就労継続支援はどんな場所なのか?a型b型の違い・就労移行支援との違いなどをご紹介してきました。
このような福祉サービスを利用している方は、『働きたい』という気持ちがある方がほとんどです。
必ず事業所を選ぶ際は慎重に、自分に合った事業所を見つけるようにしましょう。
そして、何度も言いますが就労継続支援a型を利用し作業をすれば最低賃金が支払われます。
働いて収入を得るのは一般就労とほとんど変わりがありません。
なので、作業をする責任も生まれてきますので、多少の辛さはあるかと思います。
あまり重く考えなくても良いですが、それを踏まえた上で就労継続支援a型を利用するようにしましょう。